鋳造実績

一貫生産

当社は、ダイカスト鋳造をメインとしながら、協力会社との連携により金型製作から各種表面処理(光沢バレル、アルマイト、塗装、メッキ)までの一貫生産管理で対応しております。

すべて手元炉による鋳造のため、異種材への迅速な切替対応も可能です。

ヒドロ材を得意分野とし、特殊鋳造法により鋳巣低減、高品質なダイカスト製品を提供いたします。

また、2013年には、ハイサイクル・高安定性・省エネを実現する、電動サーボダイカストマシーン DS-350EXをいち早く導入しております。

後工程として、プレス・エンドレス・バフ研磨・ショットブラスト・エアーブラストを社内に設備し、バリ取り処理も行っています。試作のみの生産や小ロットでの生産も遠慮なくご相談ください。

当社が保有する設備はこちらからご覧いただけます

鋳造

部品

合金の種類と特性

下表は、当社で取り扱い実績のある合金の種類と特性の一覧です。

 ダイカスト合金  特性
 ADC-1  鋳造性・高気密性に優れ、主に耐食性が要求される部品に適しています。
 ADC-6 / HD-1 マグネシウムの含有量が多く、鋳造性は悪いですが、耐食性は非常に優れています。
アルマイトとの相性が良く高強度で折れにくいという特長があります。
当社が最も得意とする材質です。
 ADC-12 機械的性質・被削性・鋳造性が良く、バランスの良いダイカスト合金です。
アルミダイカスト製品の9割以上で使用されています。
 HT-1 アルミダイカスト用高熱伝導合金です。
他のダイカスト合金にくらべ熱伝導性が非常に高く、流動性も良いので薄肉部品に適しています。
代表製品としてヒートシンクがあります。
 ZDC-2 日本で最も広く使用されている亜鉛合金です。
融点が低く、鋳造性に優れています。コールドチャンバーでの対応も可能です。
また、金型の寿命が長いという特長があります。